開封狂の発作が出たよ。さして余裕があるわけでもないのにね。
先日カードを売却するときに、ENNDAL GAMESというショップを利用した。

買取をしているのだから販売もしている。暇な時間にショップを眺めて、掘り出し物や面白いパックはないかなと探していたところ、以下のような商品を見つけた。

2025年、お月見ギフトセット。いわゆるオリパとか福袋というものだろう。シングルカードだけでなくブースターパックも入っているそうだから、福袋寄りかな?
価格は松竹梅、1万ちょっと、5万5千、10万と並ぶ。正直高いが、MTGの福袋ではしばしば見かける価格帯。
気になるのは中身だ。各商品ページには、以下のように内容を紹介していた。
◆内容物
・公開されたリストの中からランダムでシングルカード(1枚もしくは複数枚の組み合わせ)
・未開封のブースターパック数点
カードプールは以下の通り。



古えのセットからFFまで、見覚えのある人気なカードがずらり。55,555円のギフト以上では、版や状態はともかくデュアランまで見える。
シングルカードは購入額以上となるように組み合わせられているそうだが、それにしても凄いのではないだろうか。
これにブースターパックが加わることを考えると、中々楽しい開封ができそうではないか。

ということで、11,111円のギフトと55,555円のギフトを1つずつ注文。流石に10万は手が出ない。
デュアルランドを手にできるかもしれないと思うと、とてもワクワクする。デュアラン使えるようなフォーマットやってないが、プレイヤーとしてもカードコレクターとしても、一度は握ってみたいカードだ。
ブースターパックって、何が入っているんだろうか。シングルカードで十分プラスではあるから、「機械兵団の進軍:決戦の後に」みたいな在庫処分ガッカリセットかな。ダスクモーンのプレブとか、スタンでそれなりに期待値のあるパック入ってたら嬉しいが。
注文から数日、届いた。

それぞれ福袋に入って送られてきた。当然ではあるが、55,555円袋の方が重い。パックが多く入っているのだろう。
まずは11,111円袋の方から。

シングルが入っているクッション封筒、それとプレブが3パック。直近3セットから1つずつ、中々うれしいチョイス。

シングルを開封していく。中は1枚、かな? 高額カードだし、2枚3枚を1つのスリーブに入れることはないと思うが。1枚という事は、だ。

《一つの指輪》、英語版ボーダレスfoilだ! 状態も良い!
お馴染みモダン禁止の強力なドローソース。禁止直後はともかく、最近じわじわ値段を戻していると聞いていたから、なんでこの価格帯の福袋に入るの? と調べてみた。英語版のボーダレスfoilが市場に飽和していて、日本語通常版より安価になっているようだ。
何にせよ、知ってる強力なカードが引けて嬉しいねえ!

プレブも開封して、こんな感じ。《踏み鳴らされる地》とか出てるし、外れではないなって感想。タルキールはSPG出すならフェッチランドをくれよ。もう根本原理サイクルはfoilで揃ってるんだわ。
気を取り直して、55,555円袋の方へ。

先ほどの1万円袋と構成は同じ。パックは、新弾3兄弟プレブに、モダホラ3、アサシンクリード、イニストラード・リマスター、イコリア、ラヴニカへの回帰、久遠の終端コレブ。まさかコレブまで入っているとは。あと、イコリアとラヴニカへの回帰って何入っているんだ……?

ともあれ、シングルを開封。今回は3枚入っていた。カードプールからすると、3枚構成のうち2組はデュアラン入り。どうだ……?

が、駄目……! デュアランの夢、破れる……!

《意志の力》、《スリヴァーの女王》、《目くらまし》の3枚セット。アモンケットのマスターピースに収録された《目くらまし》が一番価値のあるカードになるか。何書いてあるのか読めなくて、調べるのに手間取った。
デュアランの夢は叶えられなかったが、裏を返せばパイオニア収録セットの、状態が良いカードを入手できたのだ。写真からだと状態が分かりにくい白枠デュアランや、露骨に白欠けしている《ライオンの瞳のダイアモンド》より、安定した価値があるだろう。

パックを開けて、最終的にはこんな感じ。イコリアとラヴニカへの回帰は、あまり強いカード無さそうだったから、とりあえずそのまま寝かせておく。
コレブからフラクチャーfoilの《反乱の大虐殺》(何気にフラクチャーを初めて引いた)とか、《勝利の楽士》とか当たりもぼちぼち引いた。《勝利の楽士》、随分値を回復させていた。ビビ禁止後の環境変動を見据えた動きだろうか?

シングルはこんな感じに。眺めているだけでもワクワクするな。いずれは手放すことになるかもしれないが、手元にあるうちは眺めてニヤニヤしておこう。
……デュアラン、いつか絶対手に入れてやるからな、待ってろよ!
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